茶ガラシのお茶淹れ実験室
茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~茶器を温める~

こんにちは、茶ガラシです。

今日は、久々に実験をしてみようと思います。

実験の助手を務めまするは「茶ガラシ人形」。

今日は、実験着を着ています。。。

茶ガラシ実験室人形.jpg

 

 

 

まず、条件を決めます。

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室温:23度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53

茶葉:「2008年春 PS3 文山包種茶

抽出時間:1分間抽出

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 品評鑑(150CCほど入るもの)、蓋碗(めいいっぱい入れると、180CCほど)

   茶海、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

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次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(品評鑑もしくは蓋碗、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

  (ただし、「実験1」では、故意に温めを行いませんでした。)

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分をカウントし始めます。

4) 1分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味と香を確認します。

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今回は、4つの実験を行いました。

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(実験1)

 まず、品評鑑を使用して、「茶器を温めず」抽出を行いました。

熱湯を注ぐ時は沸騰した直後のお湯なのですが、抽出時の温度を測ってみますと85度でした。

香りを確認・・・なんか良くわからない香り。花?なのかな?

味を確認・・・生臭くは無いが、海苔のような味と香り。

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(実験2)

 次に、品評鑑を使用して茶器を温めて抽出を行いました。

熱湯を注ぐ時は沸騰した直後のお湯なのですが、抽出時の温度を測ってみますと90度でした。

香りを確認・・・最初にふわっと蘭の花の香りがします。その後、ユリの香りに移行。その後爽やかな吟醸香。

味を確認・・・広がりのあるやわらかさと甘味。

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(実験3)

次に、品評鑑を使用して茶器を温めて抽出を行いました。

ただし、この段階で、実験時の「温度測定」を行うことによって、温度が低下してしまう事に気付き、温度測定をやめました。

その為、「実験2」までよりも、確実に高温を保てるようになりました。

香りを確認・・・蘭の花の香りが長く続く。口の中に蘭の香りが広がる。

味を確認・・・味わいは、アロエの果肉のような甘い味わい。

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(実験4)

最後に、さらに高温で抽出しようと考え、蓋碗を使用し茶器を温め、温度測定をせずに抽出を行いました。

その為、さらに高温が保たれるようになり、レンゲで香りを確認する時にレンゲの熱気を強く感じます。

香りを確認・・・蘭華香が強く長く続く。

味を確認・・・ 味がまろやかで爽やかに続く。酸味のあるメロンのような味わい。

「実験1~3」までとは別物の香りと味わい。同じお茶とは思えない。

3煎目でも「実験1~3」の時よりも蘭の香りが強く薫ります。

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熱湯でPS3.jpg

 

 

 

茶葉の開き具合も違いすぎます。まるで階段を上っているように実験を進めていくごとにふっくらと開くようになります。そして、茶底(茶殻)の香りも、「実験1」だとくぐもったような香りなのに対し、実験が進むごとに、爽やかな芳香に変化していきます。

 

私も、実験の結果は予想はしていましたが、ここまで凄いことになるとは。。。。。

 

いつも、茶器を温めていて良かった。。。

 

茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

 

 

 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~東方美人茶セレクション~

こんにちは、茶ガラシです。

本日は、遅ればせながら2008年夏の東方美人茶をご紹介したいと思います。

 

今年は、東方美人茶を3種類ご用意しました。

そのお茶はどれも素晴らしいものばかりです。

DSS1茶葉.jpg

 

 

 

 

 

 


それでは、一品づつご紹介します。

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DSS4 推奨東方美人茶

(香りコメント)

蜂蜜、カボスの皮、シークヮーサー、マスカット・オブ・アレキサンドリア、メロン、乳香、洋ナシといった、甘い香りがします。


(味コメント)

ミルクサワーや梨の果実を思わせるやさしい味わいです。

後味もスッキリとしていて水出しにもお勧めです。

 

DSS3 高級東方美人茶

(香りコメント)

アンズ、マスカット・オブ・アレキサンドリア、醤油、龍脳、サトウキビ、椿の花の香り。


(味コメント)

甘味が爽やかなデラウェアの果実の味。ミルクサワーの味。アンズの酸味、麹の甘味。マスカットの渋皮の味わい。
味に厚みがあり、懐が深い。茶葉の開きが早い。

 

DSS1 特級東方美人茶

(香りコメント)

清らかな風の流れにほのかに漂うミルクと蘭の花の香り。スターアニス、アンズ、マスカット・オブ・アレキサンドリア、バラの香りが、細やかでいて時として大胆に香り立つ。


(味コメント)

柔らかな雰囲気に包まれるような味わい。その中に花の蜜を口に含んだような味わいがある。たとえて云うなら「甘い水」。

それはあたかも能楽師が舞台で舞いを舞っているようなイメージであり、その舞は涼やかでいて時に力強い躍動を見せるようであり、まるで柔らかな光に包まれているような感覚が味わえます。まさに癒しの名茶。

最高のお茶は味のイメージの「情景」が浮かぶことが多いのですが、このお茶もそのクラスのお茶と思われます。

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これらのお茶の味や香りの感覚を茶ガラシの独断と偏見で表してみますと、

以下のようになりました。

 

(2008年夏、東方美人 味覚指数)

 

濃度()

花蜜香

渋み

甘味

マスカット香

(高温)

マスカット香

(低温)

DSS4

1煎目45

2

0

2

1

1

1

DSS4

2煎目5

3

0

2

1

2

1

DSS3

1煎目45

3

0.5

3

1

0.5

2

DSS3

2煎目5

5

0.5

5

1

0.5

2

DSS1

1煎目45

1

2

1

2

3

3

DSS1

2煎目5

2

1

1

2

3

3

(この表は茶ガラシの主観です。)

 

茶通に今年入荷した東方美人茶は、文句無しに素晴らしいものばかりです。

(あまりに素晴らしいものであった為、DSS1は早々に売切れてしまいました。)

今年は台風の影響で東方美人が不作と言われているようですが、

当店のオーナーが早めに台湾に行って仕入れてきた為、

今回のようにいいものが入荷出来ました。

 

皆様、是非お試しになってみては如何でしょうか?

きっと気に入って頂けると思います。

DSS4、DSS3、DSS1茶水.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(上記画像は、左から「DSS4、DSS3、DSS1」の順に茶水がならんでいます。) 


「東方美人大流行」の茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お茶の作り置き~

こんにちは、茶ガラシです。

 

今日は、お茶を少し多めに作り置きしておきたい時、

とっても有効な淹れ方をご紹介します。

 

以下、条件です。

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53

茶葉:「2008年春 LUS1

抽出時間:沸騰した熱湯を注ぎ、4時間~一昼夜抽出します。

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 1L入る水出しポット(麦茶を作るようなガラスのポット)

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 茶葉をポットに入れます。

2) ポットに熱湯を注ぎいれます。

3) 少し冷めたら蓋をして、そのまま4~8時間程常温で抽出を続け、
 その後、冷蔵庫へいれます。数日間はお楽しみ頂けます。
 
 
 この淹れ方は、梅山高山烏龍茶にとても合います。
 出来上がった茶水は、渋みが少なく、梅の様な酸味と甘味が際立ち、
梅山高山烏龍茶の特徴がハッキリと出て、とっても美味しいです。
 
 この夏は梅山高山烏龍茶をこの淹れ方で、キリッと冷えた美味しい
アイスウーロンティーをお楽しみになっては、いかがでしょう。

冷茶2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  LUS1と同様に、新芽 梅山高山烏龍茶(LFDW-1、LFDW-2、セール
価格(30%OFF)で大好評販売中)でも、おいしいアイスウーロン茶が
楽しめます。お試しください。

 

茶通事務所より、

茶ガラシぃ

 

 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~夏の大感謝祭~

こんにちは、

茶ガラシです。

 

最近、茶通では「夏の大感謝祭」というセールを行っています。

 

今回のセールでは10種類のお茶を割引価格でご紹介しております。


そこで、このセール対象のお茶たちを改めてテイスティングして

香りや味の印象をご紹介していきたいと思います。

茶ガラシが一つ一つのお茶の飲んでみて、その感想を独断と偏見で、

ちょっとだけ書いてみました。

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(1) 「PSW1 新芽 文山包種茶」(ワサビ??)

(香りコメント) ラムネの酸味、べっ甲飴の香り、あんずの酸味の香り、クチナシの花の香り、生姜湯の香り、バラの香り、ワサビの香り、蘭の香り。

(味コメント) わさびソフトクリームの味、生姜湯の味、わさびの甘味、醤油の味。

 

(2) 「PW2 逸品 文山包種茶」(おいしい!)

(香りコメント) べっ甲飴の香り、クチナシの花の香り、バナナの甘い香り。

(味コメント) 生姜湯の味、やわらかい「癒し系」の味。やさしいお茶。

 

(3) 「PW3 高級 文山包種生茶」(お買い得!)

(香りコメント) 蘭の香り、クチナシの花の香り、バナナの香り、桃の果実の香り、ミルクの香り、吟醸香。

(味コメント) ライチの果実のような味、やわらかく美しいような味のイメージ。

 

(4) 「PSWO1 新芽 文山烏龍茶」(甘酸っぱーい夏の味方!)

(香りコメント) ジャスミンの花の香り、生姜湯の香り、ラズベリーの香り、シナモンの香り、海苔の香り、スターアニスの香り。

(味コメント) イチゴの甘味。トマトの甘味、トマトの酸味。

 

(5) 「PWO1 文山烏龍茶」(ラズベるィー?)

(香りコメント) ラズベリーの香り、吟醸香、龍脳の香り、麹の甘い香り、シナモンの香り。

(味コメント) プラムの甘酸っぱい味、ラズベリーの味。

 

(6) 「LFDW1 新芽 梅山高山烏龍茶」(梅山の滋味。)

(香りコメント) クチナシの花の香り、蜜梅の香り、吟醸香、桃の果実の香り、梨の果実の香り。

(味コメント) 蜜梅の味、ハチミツの味、白桃の果実の甘味。

 

(7) 「LFDW2 新芽 梅山高山烏龍茶」(力強い気品!)

(香りコメント) 白檀の香り、蜜梅の香り、メロン果汁の香り、白桃の果汁の香り、プラムの果汁の香り、バターミルクの香り、クチナシの花の香り、キンモクセイの花の香り。

(味コメント) 蜜梅の味、麹の甘味、余韻がとても長いです。

 

(8) 「SW2 新芽 杉林溪 高山烏龍生茶」(バナナジュース?!)

(香りコメント) 吟醸香、もち米の香り、クチナシの花の香り、バナナの香り、メロンクリームの香り。

(味コメント) バナナジュースの味、サワークリームの甘味。

 

(9) 「SS3 新芽 杉林溪 高山烏龍茶」(爽やかな草原の香り!)

(香りコメント) 菖蒲の葉の香り、クチナシの花の香り、メロンクリームの香り、バナナの香り、マンゴーの果実の香り。

(味コメント) バナナジュースの味、マンゴーの果実の味。

 

(10) 「SS4 新芽 杉林溪 高山烏龍生茶」(スポーツの後に。。。)

(香りコメント) クチナシの花の香り、レモンの香り、バナナクリームの香り、みかんの薄皮の香り、麹の香り、茹で小豆の香り、シトラスの香り。

(味コメント) みかんの薄皮の味、茹で小豆の味、枇杷の甘味。

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CIMG4443.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

あらためて飲んでみて、味と香りの多彩さに驚かされました。

 

皆様も、ぜひ茶通にて、これらのお茶の味と香りを確認してみて下さい。

きっと新しい発見があると思います。

 

「真夏の憩いの場」茶通広尾店より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お茶の香りが目を覚ます~

こんにちは、茶ガラシです。

 

最近、「お茶の香りをもっと早く引き出せないかなー」と思い、

行ってみたことを今回は紹介させて頂きます。

 

以下、条件です。

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53

茶葉:「2008年春 XIS1凍頂烏龍茶

抽出時間:10秒間茶葉を蒸らし(湿潤泡)、その後「1分10秒」抽出

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 品評鑑(150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れます。

3) 茶壷に熱湯を器の半分くらいまで注ぎ、器をまわしながら茶葉とお湯を馴染ませ、お湯を短時間(10秒)で捨てます。

4) 熱湯を茶壷に注ぎ入れます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分10秒をカウントし始めます。

4) 1分10秒のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

葉底1.JPG

 

 

 

 

 

 

左側が「従来通りの淹れ方」で、右側が「湿潤泡を使った淹れ方」です。

 

抽出時間は同じになるように淹れてみましたが、

明らかに茶葉の開きが違います。

レンゲで香りを確認してみますと、凍頂烏龍茶の主要な香りである「凍頂香」がとても華やかに出ていることがわかります。

茶水を味わってみても、より茶葉の旨みが引き出されていることがわかります。

 

今回の淹れ方を使用すれば、お茶の旨みや特徴的な香りを早く引き出すことが出来ると思われます。

あくまで、皆様一人ひとりの「自分流のお茶の淹れ方」を見つけるまでの参考にして頂けると幸いです。

因みに、凍頂烏龍茶、梅山高山烏龍茶、杉林渓高山烏龍茶、四季春茶、梨山茶、木柵正欉鐵觀音のような丸く「揉捻」されているお茶に対して絶大な効果があると思われます。お試しあれ。

 

「最近暑い中、お茶の香りに夢中」な茶通 広尾店より、

茶ガラシ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~木柵鐵觀音の香りは3日間残るか?! 最終回~

こんにちは、茶ガラシです。

 

ついに、「木柵鐵觀音の香りは3日間残るか?! 」の実験も最終回となりました。

 

応援して頂いた、若干名の読者の方。

ついに、最終結果を確認することとなりました。

3日目です!!

 

それでは早速、確認と参ります。

3日目の聞香杯.JPG

 

 

 

 

 

 

おそるおそる聞香杯に鼻を近付けてみます。。。

「ふぉぉぉ。。。」

なんと、「ふわっと漂う薫りがほぼ劣化せずに残っているではありませんか!」

 

なんともビックリな出来事です。

写真では薫りをお伝え出来ないのが残念です。。。

とにかく、しっかりと香りが残っているのです。

茶ガラシはちょこっと「このまま長く残り続けるんじゃ。。。」と思ったりしました。

 

今回の実験結果として、茶ガラシは、2つお詫びしなければなりません。

 

「お客様、嘘をついて、申し訳御座いませんでした。。。

木柵の香りは聞香杯に3日間残りました。

 

茶師の張さんごめんなさい。あなたは正直な方でした。。。

木柵の香りは聞香杯に3日間残りました。

 

またまた、茶ガラシ、勉強になってしまいました。。。

 

追伸、、、

この聞香杯、ついでなんでこのまま洗わず、何日か置いておくことにしました。

その為、お時間のある方は、実際に薫りを確認しに来てみて下さいね。

 

「聞香杯、今日も検証中」の茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~木柵鐵觀音の香りは3日間残るか?! その2~

こんにちは、茶ガラシです。

 

この度は、「木柵鐵觀音の香りは3日間残るか?!」の2日目です。

 

今回、かの「聞香杯」を茶ガラシの自宅に連れ帰ってきました。

 

昨日、夜の時点では思いっきり薫っていました。。。

侮れない。。。

と思いながら2日目の18時30分に薫りを確認。

2日目の聞香杯.JPG

 

 

 

 

 

 

静かに漂う艶やかな薫りに思わずうっとりしてしまいました。。。

 

侮れない。。。

 

2日目の実況中継でした。。。

 

「茶ガラシのおうち」より、

茶ガラシぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~木柵鐵觀音の香りは3日間残るか?!~

こんばんわ、七夕に願をこめて、

茶ガラシです。

 

今日は、七夕です。

何かと雨が降りがちな七夕でしたが、

今夜は何とか晴れたようです。

七夕の昼空.JPG

 

 

 

 

 

 

昼間は、少し曇り気味。でも太陽はいました。

七夕の夜空.JPG

 

 

 

 

 

 

夜は月も垣間見えました。

 

さて、今日は七夕ということで特別企画、

「木柵鐵觀音の香りは聞香杯の中で3日間持つか?」

(七夕と関係ないんじゃ。。。という声が聞こえてきそうですが、そのへんはご勘弁を。。。)

を行いたいと思います。

 

以前、木柵鐵觀音の茶師である張さんが、この「MUS1 木柵鐵觀音」のことを、

「このお茶を淹れると、聞香杯の中に香りが3日間ぐらい持つんだよ。」

と言っていたそうです。(店長田島談)

 

私は、「そんなことはないだろ?それは言いすぎでしょ。。。」と勝手に考え、

お客様とお話しするときに、

「三日間は言いすぎだとしても、かなり香りが長く続くお茶です。」

とご説明していました。。。

最近ふと、

「お客様には、ああ言ってしまったが、試しもしないで、批判だけするのは少々ずるい。。。」

と反省しきり。。。

 

自分の中でのモヤモヤを晴らす為、、、もとい木柵鐵觀音の名誉を回復する為に

いっちょ試してみることにしました。。。

 

さて、条件は以下の通りです。

室温:25度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2008年春 MUS1 木柵正欉鐵觀音」

抽出時間:1分20秒

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 紫砂茶壷(茶通での通称は「觔斗雲」。急須です。175CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉4g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

4) 聞香杯(今回は、最重要!)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分20秒をカウントし始めます。

4) 1分20秒のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 聞香杯に茶水を注ぎ、その茶水を飲杯に注ぎます。聞香杯の水滴は出来るだけ払います。

茶葉と聞香杯.JPG

 

 

 

 

 

 

茶水と聞香杯.JPG

 

 

 

 

 

 

空の聞香杯.JPG

 

 

 

 

 

 

 

さて、スッキリ空になった飲杯、、、

その場で薫りを聞いてみれば、

 

「ああ、妙なる調べ。。。」

 

さて、この後、この「調べ」はどのように変化するでありましょうか?

次回の講釈を聞きたまえ。。。

 

「七夕で、月しか見つかんなかった」茶通 広尾店より、

茶がらしィ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~大紅袍を淹れてみました。~

こんにちは、茶ガラシです。

 

今回は茶通で販売している岩茶「大紅袍」を淹れてみました。


最近まで岩茶、苦手でした。できるだけ淹れることを避け続けて来ました。
ところが、今回、初めて「大紅袍」の持つ香りや味わいを美味しいなと感じ、
それまでの苦手意識を克服することができました。
 
大紅袍は、おいしいお茶だったんだ。

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では、抽出条件を決めます。

室温:24度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「YC1 大紅袍」

抽出時間:1煎目から3煎目まで一律「1分間」

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 紫砂茶壷(茶通での通称は「觔斗雲」。急須です。175CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉4g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分間をカウントし始めます。

4) 1分間のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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大紅袍_茶葉.JPG

 

 

 

 

 

 

大紅袍_茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

大紅袍_葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

1煎目、レンゲで香りを確認。

サトウキビとバタークッキーの香り、梅の果実の香り、パイナップルの果実の香り、リンゴの果実の香りが溶け合って、艶のある香りになっています。沈香の眞南蠻に似た香り。味は、麦焦がしの味わい、蜜のような深みのある味わいで、強い焙煎の嫌味を感じません。 身体がとても温まり、心地良い発汗があります。

 

2煎目を確認。 

パイナップルの果実の香りの後、沈香の眞南蠻に似た香りが漂います。

味は、甘味深くとても安らぎます。身体がとても温まり、心地良い発汗があります。

 

3煎目を確認。

沈香の眞南蠻に似た香り。

甘味が程好く続きます。身体がとても温まり、心地良い発汗があります。

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※本文中にて「眞南蠻(マナバン)」という香道用語を使用しました。眞南蠻とは沈香木を六國に分けたうちの一つで、古典には「伽羅をはじめその余の列よりも誠にいやしく、譬へば百姓のごとし。」と評されるものです。私は酸味に特徴のある香木だと考えています。

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実は、以前まで岩茶を淹れる時にかなり濃い目で味わっていました。

そうしましたら、細かな香りを味わうことが出来なかったという苦い経験があります。

その後、何度も試行錯誤を繰り返し、「香り」と「味」のバランスの取れている淹れ方を探しました。

どうやら、香りをきれいに立てる抽出方法は、ある程度「浅めに淹れる」ということであったようです。

結構意外でした。

ちょっと、勉強になりました。

 

「最近、気付くことが楽しくなった」茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年春 文山包種茶 春蘭のささやき~

こんにちは、

最近、面白いことないかなーと、

日々物色中の茶ガラシです。

 

今回は、私の大好きな文山包種茶について触れてみようと思います。

まず、条件を決めます。

 

室温:24度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2008年春 PS1 文山包種茶」

抽出時間:1煎目は1分20秒

        2煎目40秒

        3煎目1分

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分20秒をカウントし始めます。

4) 1分20秒のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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PS1茶葉.JPG

 

 

 

 

 

 

PS1茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

PS1葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

まず茶葉を確認します。

なんとも馨しい香りがします。

思わず、乾いた茶葉を食べてしまいました。。。

「甘い、、、お菓子みたい。。。」と思わず声に出してしまいました。

口の中に薫りが広がるのです。

 

では、淹れてみましょう。

レンゲの香りを確認。

うっすらと立ち昇る上品な蒸気の中に、クチナシの花の薫り、ほのかなジャスミンの香り。その後、静かですがじっくりと確実に、春蘭の薫りが漂い始め、思わず陶然としてしまいます。

味も、甘い花を口に含んだような爽やかさを感じます。

葉底には、濃厚な花の薫りが溢れ、何煎も煎が進んでも、ハッキリとした花の香りがあります。

イメージ的には、春蘭の薫りの中に高貴な乙女の姿を思い浮かべてしまいます。

このお茶を飲むと、身体がとてもポカポカしてきます。飲んだ後に、自分の汗ですら薫っている様な不思議な感覚に包まれる、素敵なお茶だと思います。 

 

このお茶は、「飲む」のではなく「感じる」お茶だと思います。

 

一人で、旅の途中でほっと一息。。。

 

大切な人とのちょっとしたやすらぎの時間に。。。

 

みなさんも、文山の優しい気を感じてみませんか?

 

「この頃時々は実験中」の茶通広尾店より

茶ガらシィ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~茉莉龍珠 夏の涼~

こんにちは、茶ガラシです。

 

最近、暑ーーくなってきましたね!

路を歩いていると、濃厚な夏の薫りがします。。。

こんな日は、冷たいお茶が飲みたくなりますね。

 

そこで、皆様が自宅に帰ってきてさっと作れる美味しい「涼茶」をご紹介します。

 

まずは、条件を決めます。

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室温:25度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「ML1 小茉莉龍珠(ジャスミン茶)」

抽出時間:3分間

湯温度:85度

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<用意するもの>

1) 茶壷(品評鑑。急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、グラスまたはシャンパングラス。)

2) 茶葉3g

3) 85度の熱湯

  85度の熱湯を作る場合、コップと湯温度計があると便利です。ヤカンやポットのお湯をコップなどに移す事によって、お湯の温度を簡単に下げることが出来ます。1回の移動で湯温度は10度前後下がります。

4) 氷

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、85度の熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、3分間をカウントし始めます。

4) 3分間のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) シャンパングラスに氷を1つ入れ抽出した茶水を注ぎ入れます。

6) グラスの中の茶水が冷えたら飲み頃です。

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CIMG4199.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラスはあらかじめ冷やしておくと良いです。

CIMG4200.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶水を注いだ後、氷が少し溶け出した頃、冷えた茶水を口に含むと爽やかなジャスミンの香りが口いっぱいに広がります。甘い茶水が、夏空で渇いた喉を優しく潤してくれます。

 

夏の暑さに疲れたとき。。。

 

大切な人との、大事なひとときに。。。

 

大事なお客様をもてなす時。。。

 

様々な時、爽やかな雰囲気をあなたの元に運んでくれるでしょう。。。

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 ぜひ、お試し下さい。。。

 

「日々之研究中」の茶通 広尾店より

茶ガらしィ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~東方美人 フォルモサを彩る夕べ~

こんにちは、

最近茶通のオーナーに「面白いBlogの書き方を教えてくらせい。」と質問したら、

「お前には無理ー!」とさらっとかわされて開き直った茶ガラシです。

 

今回は、案外難しそうに思われている「東方美人の淹れ方」に触れてみようと思います。

 

まず、条件を決めます。

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室温:28度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2007年夏 DS4 東方美人茶」

抽出時間: 1煎目90秒

       2煎目60秒

       3煎目70秒

       4煎目80秒

湯温度:85度

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<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉4g

3) 85度の熱湯

  (85度の熱湯を作る場合、コップと湯温度計があると便利です。ヤカンやポットのお湯をコップなどに移す事によって、お湯の温度を簡単に下げることが出来ます。1回の移動で湯温度は10度前後下がります。)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、85度に冷ましたお湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、抽出時間をカウントし始めます。

4) 抽出時間のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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CIMG4207.JPG

 

 

 

 

 

 

この淹れ方ですと、茶水はほぼ均一な濃さになります。 

CIMG4208.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 茶水を飲んだときの「濃さ」と「渋み」を数値にしてみました。

1煎目:90秒抽出 濃さ:3 渋み:0 香り、味共にやわらかめに出ます。

2煎目:60秒抽出 濃さ:1 渋み:1 インパクトの強い味になります。

3煎目:70秒抽出 濃さ:0 渋み:2 香りがまだあります。味はまるいです。

4煎目:80秒抽出 濃さ:2 渋み:3 香り、若干あり。味はまるいです。

茶水の色は、ほぼ均一になりました。

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 上記の淹れ方はあくまで目安です。

1煎目を2分で抽出した場合、後の煎で出が悪くなるので、注意が必要です。

また、上記の抽出条件をしっかり守り、さらに何煎も淹れたい場合、

茶葉を7g程使用し、

1煎目:1分

2煎目:40秒

3煎目:40秒

4煎目:40秒

で淹れても美味しく淹ります。

コツは「茶器を温める」、「85度の湯温度を維持する。」ということです。

温度の上げすぎ、下げすぎには注意して下さい。

東方美人茶は、香りが立つのに時間がかかります。

聞香杯等で香りを確認する場合は、30秒から1分間ぐらい時間をかけて、

じっくりと香りを味わうことによって、東方美人の香りを体験出来ると思われます。

(東方美人は香りが立つのが実は遅いのです。それは、茶水が酸化する時に、香りが強く発散される為です。)

 

それでは、ご家庭でじっくり東方美人を淹れて、

安らぎのティータイムをお楽しみ下さい。

 

「日々安らぎタイム」の茶通 広尾店より

茶がらしィ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年木柵鐵觀音 風雅な樹々の調べ~

こんにちは、

最近、掃除ばかりしている茶ガラシです。

 

本日は、空を越えて茶通に届いた神秘的な樹々の調べ、

「2008年春の木柵鐵觀音(MUS1)」をご紹介したいと思います。

木柵_茶葉.JPG

 

 

 

 

 

 

まずは、茶葉を確認。

じっくりと時間をかけて丁寧に加えられた焙煎に茶師の方の細心の心遣いを感じます。

麦焦がしの香りと、ほのかな酸味香。なかなか期待をそそられます。。。

ガス焙煎の為、香りに品があります。

(茶通の山道オーナーが「炭焙煎」と「ガス焙煎」をじっくりと比べ、「『ガス焙煎』の方が良い」と判断し選んだ一品だそうです。)

色は、深い栗色でその場の雰囲気を凛とさせる品格すら感じます。

 

さて、お茶淹れの条件を決めます。

 

室温:25度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2008年春 MUS1 木柵正欉鐵觀音」

抽出時間:1分間隔で5煎目まで

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 紫砂茶壷(茶通での通称は「觔斗雲」。急須です。175CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉4g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分間をカウントし始めます。

4) 1分間のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

7) 抽出時間は、

   1煎目から5煎目まで一律「1分間」

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木柵_茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

木柵_葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

茶水は綺麗な夕日の様な澄んだ茜色です。

葉底は焙煎が強い割には深い緑色をしています。

さて、いよいよ1煎目を確認。

バタークッキーの様な香ばしい香り、強烈なカラメル香、龍眼の香り。後に、沈香木の「寸聞多羅」の様な艶のある香気を発します。

クッキーのような甘い味わい。

2煎目を確認。

バタークッキーの様な甘い香り。寸聞多羅の香り、龍眼の香りの後、

籬に密やかに咲く茉莉花(ジャスミン)の様な香りがほのかに立ちます。その後、ブランデーの様な香りに変化します。

籬乃茉莉.jpg

 

 

 

 

 

 

(籬之茉莉)

味は、まろやかにしたブランデーの様な味わい。

 3煎目を確認。

バタークッキーの香り、カラメルの香り。

コーヒーに似た味わい。

4煎目を確認。

香り弱いがクッキーの様な香り。

味も少し弱くなってきている。

5煎目を確認。

クッキーの様な香り。味、甘くてまろやかな味に変化する。

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(※本文中で「寸聞多羅」(すもんだら)という用語を使用しました。これは日本の香道で沈香木を6つに分類する方法、「六國」の中の1つです。古典には「前後に自然と酸きことを主る、伽羅にまがふ。然れども位薄くして賤しき也。其品譬へば地下人の衣冠を着たるがごとし。」と謂われる香木です。私は個人的に、「バナナの香りを上品にして酸味を足した」ような香りのイメージを持っています。この香木の香りで、私は安易に南國をイメージしてしまいます。)

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 私は、もともと木柵鐵觀音があまり好きではありませんでした。
それは、「焙煎香だけが鼻にツンとくる炭っぽいお茶」というイメージでした。
ところが、この木柵鐵觀音に出会い、イメージがガラッと変わってしまいました。
 
 この木柵鐵觀音に限った事ではありませんが、「淹れ方」、「使用する水」等
によって香りと味がぜんぜん別のお茶かと思えるほど変わることがあります。

  この木柵鐵觀音は「炭っぽい香り」は立たず、ただひたすら芳香を漂わせます。
このお茶の「淹れ方」のコツは「濃く淹れ過ぎない」事だと個人的に思っています。
濃く淹れることによって、香りが閉塞してしまうように感じます。

 

また、このお茶は香りがものすごく強いお茶のようです。

茶師の張さんは「このお茶は聞香杯に香りが3日間残るよ。」と、

さらっと言っていたそうです。

なかなか得がたいお茶だと思います。

 

私のこのお茶のイメージは「南國の風に漂う、乙女の吐息」といったところでしょうか。

 

皆様も、2008年春の木柵鐵觀音にふれて、「南國の風」を感じてみませんか?

 

それではまた。。。

 

「日々すったもんだで実験中」の茶通 広尾店より

茶ガらそぃ 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~凍頂烏龍茶対決!!~

こんにちは、茶ガラシです。

 

今回は、「凍頂烏龍茶対決!!」と題しまして、

2007年冬の名作「XIW1」と、

2008年春の名作「XIS1」を同時に淹れて見て、

その結果を黙って眺めようという意地の悪い企画です。

 

以下、条件です。

室温:26度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2008年春 XIS1 凍頂烏龍茶」、「2007年冬 XIW1 凍頂烏龍茶」

抽出時間:6分間

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、6分をカウントし始めます。

4) 6分間のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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(XIS1)

XIS1茶葉_1.JPG

 

 

 

 

 

 

XIS1茶水_1.JPG

 

 

 

 

 

 

XIS1葉底_1.JPG

 

 

 

 

 

 

(2分50秒で茶器から香り始める)

まず、レンゲで香りを確認。

酸味のある凍頂香を強く感じる。

渋みがXIW1に比べて強く感じる。

(焙煎が弱いせい?)

そして、XIW1に比べ、凍頂香が来るのが遅いです。

蜂蜜と酸味が特徴的に感じる。

味は酸味が強いが奥行きがある。

イメージ的に力強さを感じる。

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(XIW1)

XIW1茶葉.JPG

 

 

 

 

 

 

XIW1茶水_1.JPG

 

 

 

 

 

 

XIW1葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

(3分30秒で茶器から香り始める。)

儚げなバターとヒヤシンスの香り、

焙煎香もあるが優しい凍頂香あり。

そして、香りの立ち始めに凍頂香が来ます。

味は酸味が少ない。

XIS1に比べ柔らかいが平らな感じ。

渋みを感じない。

とても落ち着く香りが初めから長く続く。

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さて、上記の「6分間抽出」は、その茶葉がどれだけの香りや雑味を持っているかを長時間抽出で確認する方法だと思います。

次に、抽出時間を30秒間隔で4煎目まで比べてみることにより、香りと味の変化を詳細に確認してゆきたいと思います。

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(「XIS1」を30秒間隔で抽出)

1煎目:サトウキビの甘い香りと、吟醸香。次にクチナシの花とバターの香り。味は和三盆を溶かし込んだような淡い味わい。

2煎目:クチナシの花とバターと蜂蜜の香り、ヒヤシンスの花の香りから凍頂香、そして伽羅の火末の香り。味は強いパイナップルの様な酸味のある味わい。

3煎目:椿の花の香りの後、伽羅の火末の香り。味は軽い渋みとパイナップルの酸味。

4煎目:生姜湯の香り、シナモンの香り。味はあっさりとした桜餅のような味わい。

XIW1とは異質な凍頂香。XIS1の凍頂香は「蜂蜜の香り」が強く出ているのが特徴のように思う。

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(「XIW1」を30秒間隔で抽出)

1煎目:麦焦がしの香りの後、凍頂香あり。味は麹のような甘い味わい。

2煎目:クチナシの花とバターの香り、ゆっくりと凍頂香が香り始める。味は吟醸酒のおもむきに麦焦がしの味わい。

3煎目:ゆっくりと凍頂香が立った後に、桃の果実の香りあり。口の端に広がる青草の香り。味は、アミノ酸と甘味の絶妙なコントラスト。あっさりとした甘梅の酸味と、アップルシナモンの酸味あり。

4煎目:ヒヤシンスの花の香り。味は、甘梅の味。強い酸味と渋みが隠れている。

XIS1とは異質な凍頂香。XIS1から蜂蜜の香りを弱くし、桃のような香りを追加したような艶の有る香り。

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(※1 本文中で「凍頂香」という用語を使用しました。「凍頂香」とは凍頂烏龍茶独特の香りです。「凍頂気」とも言います。この香りは言葉で説明するのが難しい為、お知りになりたい方は、「清品茶房 茶通 広尾店」にご来店頂ければ、ご自分で体験して頂けると思われます。)

(※2 本文中で「伽羅の火末の香り」という表現を使用しました。これは、日本の香道の用語で、聞香炉で伽羅という沈香木を焚く時の、焚き始めてから時間が経って、「末」の頃になった時の香りを言います。分かりにくくて申し訳ありません。。。)

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今回、「対決!!」と名うっては見たものの、

お茶比べの意味の無さのようなものも強く感じました。

「2007年冬 XIW1凍頂」も「2008年春 XIS1凍頂」も、

どちらも強い個性を感じました。

XIS1_vs_XIW1結果.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても落ち着いた香りと味を感じさせ、

「Afternoon Tea」に向いていると思わせる「冬茶XIW1」。

 

目の覚めるような力強さを感じさせ、

「Morning Tea」に向いていると思わせる「春茶XIS1」。

 

優劣など付ける無意味さをつくづく感じました。

 

私は、もっとお茶と向き合うべきなんだろうな。。。

つくづく感じた今日この頃でした。。。

 

「日々反省中」の茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年凍頂烏龍 鹿谷、春の香り~

こんにちは、

今日も元気にお茶の香りと戯れて、

時間を忘れる茶ガラシです。

 

本日は、台湾の「南投縣鹿谷郷」からはるばる空を越えてやって来てくれた、

「XIS1 凍頂烏龍茶(焙煎あり)」を紹介したいと思います。

XIS1茶葉.JPG

 

 

 

 

 

 

まず、茶葉の状態を確認。

綺麗な緑色の茶葉に、程好く色付く小麦色が凍頂独特の焙煎を感じさせます。

茶葉に鼻を近付けてみると立ち昇る清々しく艶のある蜜の香りに、

お茶を淹れる前から早くもワクワクしてしまいます。

さて、お茶淹れの条件を決めます。

 

室温:24度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53(4月時点)

茶葉:「2008年春 XIS1 凍頂烏龍茶」

抽出時間:30秒間隔で3煎目まで

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

------------------------------------------

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、30秒をカウントし始めます。

4) 30秒のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

7) 抽出時間は、

   1煎目は30秒

   2煎目30秒

   3煎目30秒

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XIS1茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

XIS1葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

茶水はとても澄んだ綺麗な黄色をしています。

葉底もひとつひとつの葉がとても綺麗で茶師である廖さんの製茶の丁寧さが見て取れます。

さて、1煎目の香りをレンゲで確認。

蒸気の中にサトウキビの甘い香りとバターの様な香りに始まり、

クチナシの花の香り、ヒヤシンスの花の香りがある。

次に、華と果実の香りが絡み合うかのように主張する凍頂香がゆっくりと立ち昇ってきます。

その後、伽羅の火末の香りがとても長く続きます。

味は、サトウキビの濃い甘味と蜂蜜のほのかな甘味があります。

 

次に、2煎目の香りをレンゲで確認。

強烈な凍頂香から始まり、伽羅の火末の香りを含む素晴らしい香りが立ちます。

味は、杏の酸味と茶水の中から凍頂香を感じます。

とても、味に厚みがあります。

 

3煎目の香りをレンゲで確認。

品の良い伽羅の火末の香りにサトウキビの味と香り、

パイナップルの味と香りが力強く主張します。

口の中に、爽やかな蜂蜜の味と華の香りが残ります。

 

このお茶は茶水が冷めた後も、清々しく香ります。

 

この薫りは、鹿谷の風の薫りなんでしょうか。。。

 

それではまた。。。

 

「この頃時々実験中」の茶通広尾店より

茶ガらシィ 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶6~

最近、お茶の香りにまた面白みを見つけ、

元気になってきた茶ガラシです。

 

今回、ついに「お水で変わるお茶」シリーズが完結します。

 

さて、実験に移ります。

今回は、完結編と致しまして皆様待望?の

東京都の水道水」を使用した実験です。

そうです、、、東京にて、ご家庭で蛇口をひねると出てくる例のアレです。。。

Tokyo_Water.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室温:24度

水の硬度:4月頃の硬度は53

茶葉:「2007年冬 凍頂烏龍茶 XIW1」を3g

抽出時間:6分間

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

------------------------------------------

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、6分をカウントし始めます。

4) 6分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) さあ、鑑定開始です。茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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水道水茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

水道水葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

(お湯を注いで1分30秒で香りが茶器から香りが立ち始めました。)

まず、レンゲの香りを確認。

澄んだヒヤシンスの花の香りが強く薫ります。

渋みは少なく、凍頂香が遅く来ます。

香りが澄んでいるわりには、細かいディテールまでしっかりと現れている感じで、

香りの違いを感じ分けやすいです。

サトウキビの香り、ヒヤシンス、クチナシ、果実、蜜の香り等、香りの細部までも表現出来ています。

味は、渋みが極力少なく、茶水もさらっとしています。

茶水の見た目も、とても綺麗です。

 

今回の実験の味の具合を数値にしてみました。

(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)

軽さ:3

渋み:2

苦味:0

 

(茶ガラシの勝手な感想)

まず、香りの華やかな立ち方に驚きます。

お茶が元々持っている多彩な香りを詳細にはっきりと描き出す為、

お茶の鑑定に向いていると思います。

味的には、かなり濃い目に淹れても、渋みが出にくいという、

特徴があると思われます。

お茶によって出て来易い「お茶の生臭み」が、

出にくいという素晴らしい特性もあるようです。

クリアでとても美味しいお茶が淹いります。

 

ただし、お茶の渋みが少なく感じるようになる為、

「渋くて濃厚な日本茶が好き」という方には「榛名水(Sewickley)」の方が、

向いているかもしれません。

その辺は、皆様の「好み」だと思います。

 

今回の実験の結果として、一品目、一品目かなりの個性を感じました。

その中でも、多彩な香りの「東京都の水道水」は私にとって、もっとも大きな驚きでした。

「使用するお水によって、お茶の味と香りが多彩に変化する」。。。

単純なことかもしれませんが、実際お店で毎日お茶を淹れていると、

そのお水の味の違いはかなり大きなウェイトをしめます。

お客様からも、「茶通さんでお茶を飲むと美味しいのは、使っているお水のせい?」

と、よく質問されます。

以前までは「お水をこだわって榛名の名水を使用しています。」とお答えしてきました。

しかし、最近はお茶の特性に合わせて、「榛名水」を使用したり、「東京都水道水」を使用したりとまちまちです。

実際、今年の春から茶通で使用する「お茶淹れ用水」はかなりのウェイトを水道水に置くようになりました。

このことにより、「お客様のご家庭と同じ水でお茶を美味しく淹れる事が出来る」

という事が今では言えます。

とにかく、私は東京都在住の方は、

「飲料水」に関しては、かなり得をしていると思います。

 

皆様もご家庭の水道の蛇口をひねって、お湯を沸かして、

お茶を淹れて見て下さい。きっと美味しいお茶に出会えると思います。

(東京都在住の方限定ですみません。。。「東京水」は東京都庁でも購入出来るようです。よろしかったら、お試しになってみて下さい。。。)

CIMG3979.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 追伸、

今回の実験結果をPDF文書にまとめました。

参考にご覧になられたい方は

20080418_tasting_diary.pdf

をクリックして下さい。

 

「最近実験をさぼり気味で反省中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶5~

ご無沙汰しております。

最近、まだ体調不良から抜けきれない茶ガラシです。

お茶を飲みながら体調回復を祈っています。。。

 

さて、実験に移ります。

今回は、皆様お待ちかねの茶通で「お茶淹れの水」として、

正式採用をしている「榛名水(Sewickley)」です。

bottle.jpg
 

 

 

 

室温:24度

水の硬度:53.5

茶葉:「2007年冬 凍頂烏龍茶 XIW1」を3g

抽出時間:6分間

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

------------------------------------------

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、6分をカウントし始めます。

4) 6分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) さあ、鑑定開始です。茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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榛名水_茶水.JPG

 

 

 

 

 

 

榛名水_葉底.JPG

 

 

 

 

 

 

(お湯を注いで2分20秒で香りが茶器から香りが立ち始めました。)

まず、レンゲの香りを確認。 

香りに、ヒヤシンスの花の香りがあり、蜜の香りが濃く現れます。

その香りの中にクチナシの香りが隠れています。

茶水はトロッとして濃厚。渋みが強く、苦味も若干現れます。

 

今回の実験の味の具合を数値にしてみました。

(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)

軽さ:4

渋み:3.5

苦味:1

 

(茶ガラシの勝手な感想)

香りが濃く出すぎるためか、蒸気の中に隠れる、

「サトウキビの香り」や「クチナシの花の香り」が省略され、

いきなり、インパクトの強い香り(華蜜香)から香り始めるようなイメージでした。

味に関しても、かなり濃厚に出て、お茶を濃縮したような感じがします。

このお水は渋めの日本茶をお好きな方には良いかも知れません。

 

次は、東京在住の方々にお馴染みの、

東京水」こと「東京都の水道水」を使用した実験です。

ご期待下さい。

 

「最近時々実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶4~

こんにちは、

最近、自宅で凍頂四季春茶を淹れて、

「やっぱり四季春は美味しい」と再確認した茶ガラシです。

 

それでは実験に移ります。

今回は、一般的で最も有名なお水の1つともいえる、

サントリーの南アルプス天然水にて実験を開始。

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minami_alps2.JPG

 

 

 

 

 

 

室温:24度

水の硬度:30

茶葉:「2007年冬 凍頂烏龍茶 XIW1」を3g

抽出時間:6分間

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

------------------------------------------

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、6分をカウントし始めます。

4) 6分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) さあ、鑑定開始です。茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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minami_alps3.JPG

 

 

 

 

 

 

minami_alps4.JPG

 

 

 

 

 

 

(お湯を注いで2分20秒で香りが茶器から香りが立ち始めました。)

まず、レンゲの香りを確認。

いきなり「凍頂香」から香り始めました。「ICE AGE」や「純水」
で感じた、最初に立ち昇る香り(蒸気の中に隠されている花や
サトウキビやバターの香り)が省略されて、3番目に現れてくる
「凍頂香」が強調されてされているイメージです。蜜の香りも濃く
出ています。雑な香りもあります。

味は「Pure Water(純水)」に近いイメージでしたが、

濃い目に感じられました。渋みもあります。苦味も若干あります。 

 

今回の実験の味の具合を数値にしてみました。

(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)

軽さ:3.5

渋み:3

苦味:2

 

(茶ガラシの勝手な感想)

美味しいお水だと思います。

最初に立ち昇る香り(蒸気の中に隠されている花やサトウキビやバターの香り)が省略されて、

3番目に現れてくる「凍頂香」が強調されて感じます。香りに持続性もあり、

味は、「純水」に少し近いのですが、茶水の抽出が濃い目に出ます。

その割には、渋みが少ないかもしれません。

「凍頂香」が強く現れるので、凍頂烏龍茶に向いているかもしれません。

茶葉の「鑑定」向きの水ではなく、「じっくり美味しく飲む」のに向いているお水かもしれません。

水の中にガスが多く含まれているためか、沸騰し始めるのが非常に早いです。
反面、100度になるのは遅いです。

このお水は好きな人はかなり「はまる」お水かも知れません。

 

次は、ついに「茶通」でお茶淹れ用水として採用させて頂いている、

榛名水(Sewickley)」を使用した実験です。

ご期待下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶3~

こんにちは、茶ガラシです。

実験に移りましょう。

今回は第2弾としてPure Water Club(純水)にて実験開始。

Pure_water_club.jpg

 

 

 

 

 

 

条件と手順は前回と同じで行いました。(条件は水の硬度だけ不明)

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Pure_water_club2.jpg

 

 

 

 

 

 

Pure_water_club3.jpg

 

 

 

 

 

 

(お湯を注いでから1分30秒で香り始めました。)

まず、レンゲで香りを確認。

クリアなヒヤシンスの花の香りのイメージ。

花の香りは少し弱めに感じました。

茶水の透明度は「ICE AGE」の次ぐらいに高いです。

味は、渋みが残り、後に若干の苦味が残るように感じました。

 

今回の実験の味の具合を数値にしてみました。

(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)

軽さ:2

渋み:3

苦味:2

 

(茶ガラシの勝手な感想)

クリアな花の香りのイメージがあるのは水に不純物が少ないからかもしれません。

その代わり、香りの持続性が弱く感じました。

そして、飲み終わった後に、なぜか「にがみ」の様な口の中に残る違和感があります。 

これも、好みが分かれるお水だと私は思います。

 

次回は「南アルプス天然水~!」のCMで有名な、

皆様おなじみのサントリー社製南アルプス天然水 を使用した実験です。

ご期待下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶2~

こんにちは、

最近、風邪が直って元気になった茶ガラシです。

 

それで早速実験に移りましょう。

まず、実験に使用したお水をご紹介します。

===================================

1) アイスエイジ(ICE AGE)→カナダの天然氷河水です。カナダ連邦政府指定の環境保護区のトーバ湾地域を源泉とし、その源水は標高約4500mのカナダ西氷河です。硬度は1.18という超軟水との事。

2) Pure Water Club(純水)→東京ミッドタウンB1Fのスーパーマーケット「Precce Premium」にて400円のボトルを購入すると2L、10円で汲む事が出来るというお水。Precceさんでは「この水は利用の際にろ過し、最大限に不純物を取り除いた限りなくピュアなお水で、美味しく安心してご利用になれる。」との事。硬度は不明。

3) 南アルプス天然水→サントリー社の言わずと知れた有名なお水。山梨県北杜市白州町で採水しているという。硬度30。

4) 榛名水(Sewickley)→茶通で「お茶淹れ用水」として採用しているお水。「いずみや」さんが販売している群馬県榛名の銘水。硬度は53.5。

5) 東京都の水道水→言わずと知れた東京の水道で蛇口をひねると出てくるお水。ここ数年「高度浄水処理」により、かなり美味しくなったと評判のお水。なんと、東京都庁で「東京水」として水道水が500ml-100円で販売されているほどのクオリティを持つ。東京都渋谷区広尾の水系は「三郷浄水場」。4月頃の硬度は53。

===================================

 第一弾として、アイスエイジ(ICE AGE)にて実験を開始。

 

ICEAGE.JPG

 

 

 

 

 

 

おしゃれなボトルの外観  ICEAGE2.JPG

 

 

 

 

 

以下、条件です。

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室温:23度

水の硬度:1.18

茶葉:「2007年冬 凍頂烏龍茶 XIW1」を3g

抽出時間:6分間

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

------------------------------------------

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、6分をカウントし始めます。

4) 6分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) さあ、鑑定開始です。茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味をご確認します。

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ICEAGEchasui2.JPG

 

 

 

 

 

 

ICEAGEyoutei.JPG

 

 

 

 

 

 

(お湯を注いで2分目で香りが茶器から香りが立ち始めました。)

まず、レンゲの香りを確認。

かなりクリアで花の香りのイメージが薄く感じる。

「ピュア茶水」といったイメージです。

香りの飛びが早く、すぐに通り抜けていくイメージです。

茶水の透明度がかなり高いです。

渋みも少なく、出てもすぐに消えてしまいます。

味もあっさりしていて美味しいです。

 

今回の実験の味の具合を数値にしてみました。

(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)

軽さ:1

渋み:1

苦味:0

 

(茶ガラシの勝手な感想)

美味しいお水だと思います。

水の不純物が少ない分、香りがあっさりして定着しないのかな?と感じます。

香りがあっさりとしているので、かなり集中して香りを感じる必要がありました。

このお水でお茶を淹れる場合は、静かな個室で香道でいう「聞香」のように、

ゆっくりと香りと味を突き詰めて「繊細さ」を感じるのに良いかも知れません。

あまり騒がしいところでこのお水で淹れると、お茶の味と香りが逃げてしまいそう。。。

好みの分かれるお水だと思います。 

 

次回は、「Precce Premium」にてボトルを購入すると、

10円で汲む事が出来る「Pure Water Club(純水)」を使用した実験です。

お楽しみに。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~お水で変わるお茶~

こんにちは、今日も元気にお茶ばかり飲んでいる茶ガラシです。

今回から数回に分けて「お水によるお茶の味と香りの違い」に、

関する実験をお伝えしてゆこうと考えています。

 

なぜこのようなことを実験しようかと考えたかと申しますと、

ちょっとしたエピソードがありました。

 

ある日、「鳳凰単叢」を淹れた時の事でした。

いつものように茶通でお茶を淹れる時に採用している榛名水でお茶を淹れ始めたところ、

「香りがまったく立たない。。。」という事がありました。

何煎淹れてもほぼまったく香りが立ってこないのです。。。

最初は淹れ方がおかしいのかと思いました。

それなので、何煎か淹れて待ってみることにしました。。。

「香りが出てこない。。。」

ここで、お客様からのアドバイスを頂きました。

「水道水で淹れて見たら?」

そこで思い切って水道水で淹れてみる事にしました。

そこで受けた衝撃は今でも忘れられません。。。

なんとその沸かした水道水で淹れたお茶は、「まるで精気を取り戻した」かのように、

「素晴らしい芳香」を発していたのです。。。

 

このような事があったため、

「他の水で淹れたらどうなるだろう?」

という疑問が湧いてきました。

そこで、水でお茶の味と香りがどれくらい変わるかを試してみることにしました。

 

次回からは、実際に一般に販売されている「ミネラルウォーター」等を比較しながら、

お茶の味がどのように変化していくかを確認していく実験を行おうと考えています。

ご期待下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年梅山春茶奮闘記 その3~

~2008年梅山春茶奮闘記 その3~

前回、梅山高山茶の素晴らしい活躍を目撃した茶ガラシです。

今回はその翌日のお話です。

その日は、2008年4月28日(月)でした。

 

今回の実験のコンセプトは、

「茶器をまったく温めずに2008年春 梅山高山茶を淹れた場合どうなるか?」

を検証していこうかと思います。

 

通常、お客様にお茶の淹れ方をお勧めする時ほぼ必ず、

「茶器を充分に温めて下さい。」と申し上げています。

その方が、「茶水の抽出時に温度をコントロールしやすい」という利点があります。

ところが、お客様がご自宅でお茶を淹れる時、充分に茶器を温めることはなかなか難しいことです。

そこで今回、「お客様がご自宅で忙しくお茶を淹れる時、美味しく淹れる事が出来る方法」として、

あえて「茶器を温めず」抽出時間も「2分」、お湯も「沸騰した熱湯」と、

分かりやすくして実験を行うこととしました。

(※ これはあくまで、茶通の「2008年春 梅山高山茶」に該当する「美味しいお茶の淹れ方」です。)

 

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 茶壷に茶葉を入れます。

2) 熱湯(沸かしたてのお湯)を注ぎます。

3) 2分間待ちます。

4) 2分間経過しましたら、茶水を茶海に移します。

5) 茶海から飲杯へ茶水を分けます。

6) お飲み頂き、感想をどうぞ。。。

 

以下、お茶を淹れていた時の状況です。

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始めに、「TAS1 梅山高山烏龍茶(樟樹湖)」のテイスティングを開始。

TAS1_chaba.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?。。。香りが良い。。。

茶壷の蓋裏の香りを確認するとクチナシの花の香りもある様子。

梅山高山烏龍茶独特の梅の酸味の薫りもある。。。

(梅山は梅の名産地としても有名で、茶畑の近くでも梅が取れるという土地柄。

その為、お茶の茶水の中に濃厚な「梅の香り」があるのも特徴の一つです。)

TAS1_youtei.jpg
TAS1_chasui.jpg
 

 

 

 

 

 

「。。。美味しい。茶器を温めなくても、香りは少し弱くなるけど、美味しくのめるんだ。。。」

今年の春茶の茶葉の力にまたもや驚かされました。 

==========================================

 次に、少々茶葉が煮えやすい「SMG1 梅山高山毛茶」を少し温度を下げて、

90度の熱湯で淹れてみました。

SMG1茶葉.jpg

 

 

 

 

 

 

香りが淡く立つけれど。。。クチナシの香りもある。

SMG1葉底.jpg

 

 

 

 

 

 

葉底の香りも確認。。。

「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の香りもある。。。

SMG1茶水.jpg

 

 

 

 

 

 

なにか異界へ誘われる様な幻想的な香りで、思わずため息が出てしまいました。。。

(仕事中は注意が必要です!旅をしているような気分になります。。。) 

========================================== 

次は、既にお馴染みの梅山「LFDS1 梅山高山烏龍茶(瑞峰_大窯茶園)」を淹れてみました。

草原に現れたお花畑(パンジー系?)を思わせるシャープでありながら幻想的な香り。。。

突き上げる吟醸香の後にパッとクチナシの花の香りが現れるます。。。

イメージとしては神社の舞台で明るい朝靄の中、凛として舞う巫女の姿が思い浮かびます。。。

味はまろやかで、上品なお酒のように味と香りに、思わず酔ってしまいます。。。

==========================================

今年の春の梅山高山茶は、なにか、、、「神々のいたずら」というプレゼントを受け取ったような気分です。

うっとりとする薫り。。。。幸せとはこういうことを言うのでしょうね。

今回の実験の結果として、「2008年春 梅山高山烏龍茶」は、茶器を温めないような、

ご家庭で気軽に出来るお茶の淹れ方でも、美味しく飲める事が確認出来ました。

 

皆様も是非、ご自宅で「2008年春 梅山高山烏龍茶」を味わって、

素晴らしい香気を感じてみませんか?

sonota.jpg

 

追伸、

今回の実験結果をPDF文書にまとめました。

参考にご覧になられたい方は

20080428_tasting_diary.pdf
をクリックして下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~紙コップ茶藝~

こんにちは、今日もお茶ばかり飲んでいて、

少々茶ぶくれ気味の茶ガラシです。

 

今回はお客様から、

「オフィスや外出先で気軽にお茶を楽しみたい!」

 という強いご要望がありました。

そこで、今回極端に、ほぼどこでも手に入れることが出来る、

優れもの容器「紙コップ」にご登場頂くことにしました。

以下紙コップでお茶を淹れる時に必要なものです。

 

<準備するもの>

1) お茶1g程(お好みで量を加減して下さい。)

  今回は「LUS1 梅山高山烏龍茶」(2008年春の新茶!)を使用しました。

2) 沸かしたてのお湯。(ヤカンに入った状態でも、電気ポットや、

  オフィスのティーサーバーからでもOKです。熱ければ熱いほど良いです。)

3) 市販の紙コップを重ねて二重にします。

CIMG3777.JPG

CIMG3778.JPG
 

 

 

 

 

 

 

次に手順をご説明します。

 

<手順>

1) コップに熱湯を注ぎいれ、すぐに流します。

2) コップに茶葉を入れます。

3) 熱湯を注ぎいれます。

4) 茶葉が開いて来ましたら飲み頃です。(葉っぱが大きく開いて戻ったらです。)

お茶の濃さはお好みで調節して下さい。(濃い目がお好きな方は長めにおいて下さい。)

5) 感想をどうぞ。。。

  例:「美味しい!結構、薫りも出るもんだな。。。いいなこれ。。。

    ああ、、旅に出たくなってきた。。。南国の空は綺麗だろうなー。」(茶ガラシのひとり言。。。)

 

CIMG3780.JPG

 

 

 

 

 

 

 

お茶の葉っぱがゆっくり開いていく姿は、仕事や家事で疲れた心を優しく癒してくれます。。。

皆様もこの紙コップを持って、ちょっとお外を散歩してみませんか?

いつもと違った優しい気持ちの自分に出会えるかもしれませんよ。。。

 

仕事場のオフィスで会議等で疲れた同僚の方に、

何も言わずにさっとこの「魔法の紙コップ」を差し出してみて下さい。

。。。その時、きっと言葉はいらないと思います。

きっとお茶が代わりに伝えてくれると思います。。。

あなたのやさしい心を。。。

 

。。。お茶って良いですね。。。

 

以上の手順を動画で見られるようにしました。

ご興味のある方はご覧下さい。

紙コップ茶藝の動画をご覧になりたい方はココをクリックして下さい!

(茶ガラシ、今度は手とエプロンも出演中。。。)

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~コップ茶藝~

こんにちは、半広尾在住?!の茶ガラシです。

 

本日は茶通のお店の前の通りで、

イベント「盲学校の子どもたち23人の写真展」を開催中のようです。

CIMG3783.JPG

CIMG3784.JPG

 

 

 

 

 

 

 

様々な人たちが写真に見入っていました。取材の方も来ていたようです。

5月ゴールデンウィークの連休中は開催しているようですので、茶通にお寄りがてら、

ご覧になってみては如何でしょうか?

 

さて、茶通では茶ガラシが次の実験を行うことにしました。。。

 

最近お客様から、

「お茶の手軽な淹れ方を教えて欲しい。」と、

言われることが多くなりました。

そこで、ご家庭に普通にあるガラスのコップでお茶を淹れるやり方を、

ご案内しようと思います。

 

以下のものをご準備下さい。

<準備するもの(物、者)>

1) お茶1g程(お好みで量を加減して下さい。)

  今回は「LUS1 梅山高山烏龍茶」(2008年春の新茶!)を使用しました。

2) 沸かしたてのお湯。(ヤカンに入った状態でも、電気ポットや、

  オフィスのティーサーバーからでもOKです。熱ければ熱いほど良いです。)

3) ガラスのコップ(耐熱のものがいいです。)

4) 人(お茶を淹れる本人、、、もしくは一緒に楽しみたい方。。。)

 

CIMG3771.JPG

 

 

 

 

 

 

 

今回使用した茶葉は、商品としてディスプレイする前に茶葉を振るいにかけて、

振るいの網から落ちたような細かい茶葉達です。こういう茶葉達でも、

かなり美味しく淹れることが出来ます。

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) コップに熱湯を注ぎいれ、すぐに流します。

2) コップに茶葉を入れます。

3) 熱湯を注ぎいれます。

4) 茶葉が開いて来ましたら飲み頃です。(葉っぱが大きく開いて戻ったらです。)

お茶の濃さはお好みで調節して下さい。(濃い目がお好きな方は長めにおいて下さい。)

5) 感想をどうぞ。。。

  例:「うーーーん。。。うまい。薫りも良い!ほっ...とする。。。

    ...ああ、、もう今日は仕事いいか...」(茶ガラシのひとり言。。。)

 

CIMG3773.JPG
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の葉っぱが浮き沈みしながら開いていく様子はとても綺麗で癒されます。。。

会社のオフィスで忙しい時に、ティーサーバーのお湯を使用して

お茶を淹れてもよし、ご家庭で忙しい家事の合間に電気ポットのお湯で淹れて頂いてもよし、

どんな場面でもコップと少しの茶葉とお湯さえあれば手軽に出来るこの「コップ茶藝」を、

皆様も気軽にお楽しみになってみませんか?

(実際に、中国では手軽にお茶をガラスコップやマグカップで淹れることが、

当たり前のように行われています。)

 

以上の手順を動画で見られるようにしました。

ご興味のある方はご覧下さい。

コップ茶藝の動画をご覧になりたい方はココをクリックして下さい!

(茶ガラシは手だけ出演中。。。)

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ 

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年梅山春茶奮闘記 その2~

~2008年梅山春茶奮闘記 その2~

 

前回、コテンコテンに打ちのめされた、茶ガラシです。

今回は、「コテンコテン」の翌日のお話です。

その日は、2008年4月27日(日)でした。

お客様にご来店頂き、「先日のリベンジ」を賭けてお茶を淹れ始めました。

淹れ方は先日、茶通の代表が風のように用意していったあの「3g、95度、2分10秒」です。

私は、95度の抽出温度を守る為、いつものように茶器を温め始めました。

 

それは、以下の手順です。(あらかじめ量っておいた3gの茶葉を使用します。)

1) 沸騰した熱湯を茶器(茶壷、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

2) ケトル内の温度を95度まで下がるのを待ちます。

3) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、95度の熱湯を注ぎます。

4) 茶壷の蓋を置いてから、2分10秒をカウントし始めます。

5) 2分10秒のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

6) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏で香りを確認します。

7) 冷めないうちに茶水の味をご確認下さい。 

 (※ これはあくまで、茶通の「2008年春 梅山高山茶」に該当する「美味しいお茶の淹れ方」です。)

======================================================

まず始めに、「TAS1 梅山高山烏龍茶(樟樹湖)」のテイスティングを開始。

 

TAS1_leaf.jpg
香り、素晴らしく立ち昇る香気の後、クチナシの花の薫りがあたり一面を包み、かなり夢ごこち。

その後、シャープな香りが現れる。前回の「惨敗事件」の時とはイメージがまったく違う様子。

味はとても調和が取れていて、飲み口さわやか。とても良いお味。

樟樹湖烏龍の名に相応しい、気品のあるお茶と感じました。

TAS1_drip.jpg
 

「。。。すご、。。。なにこれ。。。」(茶ガラすぃのひとり言。。。)

====================================================== 

次に、大きな特徴を示したのは「SMG1 梅山高山毛茶」でした。

先日、SMG1は何回淹れるても、まったく歯が立たず途方に暮れてしまった張本人のお茶。

一筋縄ではいかないことを覚悟し、先日の代表が見つけた抽出法で抽出を行う。

 

SMG1_leaf1.jpg
「3g、95度、2分10秒」にて、実験開始!

香りを確認。

香り良いが、少し雑味香あり、味は渋く茶葉の煮えた味がありました。

。。。。では、気を取り直して次は「3g、90度、2分10秒」で。。。

香りを確認。

香り素晴らしい、香りの総量がとても多い。少し時間の経った後、クチナシの花の香りあり。

味も、バランスが取れていて良い。

茶壷の中の葉底(茶殻)の香りを確認。

 SMG1_leaf2.jpg

久しぶりのマスカット・オブ・アレキサンドリアの薫り!!」

茶葉詰めの時に私をクラクラさせたあの幽玄の薫りがいました!

茶ガラシ、ちょっと興奮状態。。。

次に、SMG1を「3g、85度、2分10秒」も念の為確認。

香りは良いが、何か少し足りない。シャープなヒヤシンスの香りがある。

味は良い。

結果として、「SMG1 梅山高山毛茶」のような芽の部分の柔らかめのお茶は、

緑茶に似た抽出方法が必要なようです。最適温度と感じたのは90度近辺でした。

====================================================== 

次に、梅山のエースである「LFDS1 梅山高山烏龍茶(瑞峰_大窯茶園)」を淹れました。

 

LFDS1_leaf1.jpg
まず「3g、95度、2分10秒」を確認。

香り、吟醸香、花の薫り、味良し。

もう少し、良い香りと味が出そうな気がして、次に、「4g、95度、2分10秒」を確認。

香りが濃くなり、お花畑のイメージ。蘭の花の香り。味は濃い状態。

次に、「3.5g、95度、2分10秒」を確認。

 

LFDS1_drip.jpg六本木ヒルズ近くの「夢のまた夢」さんで販売している「種子島産蜜芋プディング」の香り。
蘭の香り、上等な大吟醸の吟醸香を思わせる香りあり。日光山輪王寺の「延年香」を思わせる香りあり、松栄堂さん謹製の匂い袋に似た香りの傾向あり。味は大吟醸酒を思わせる味わいあり。

 

LFDS1_leaf2.jpg
葉底には、さわやかな吟醸香あり。

 ======================================================

最後に、確認の為に、再度「TAS1 梅山高山烏龍茶(樟樹湖)」を違う条件で淹れました。

条件は、「3g、沸騰水、2分10秒」です。

香りを確認。

素晴らしい!杏の酸味も追加され、味も充実。

 

今回の実験の結果として、「2008年春 梅山高山烏龍茶」はことごとく、名誉挽回の機会を得ました!!

 

以前の3g3分で淹れた場合、「茶葉がフレッシュでエネルギッシュ」な為、逆に茶葉が煮えてしまい、

思うような結果が得られませんでした。つまり、3分は長すぎました。

 

Tea_drip.jpg
しかし、今回、抽出時間を「2分間」に変更することにより、驚く程の素晴らしい結果を得ることが出来ました。

一安心です。

 

清品茶房 茶通では、今まさにこの話題の「2008年春茶」をご試飲頂くことが出来ます!!

是非、新茶の「梅山高山烏龍茶」の「フレッシュでエネルギッシュな力溢れるお茶」を飲みに、

茶通にいらっしゃいませんか?!

 

追伸、

今回の実験結果をPDF文書にまとめました。

参考にご覧になられたい方は

20080427_tasting_diary.pdf
をクリックして下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年梅山春茶奮闘記 その1~

始めまして清品茶房 茶通の「茶ガラシ」と申します。

これから、茶通の日常の風景である「お茶淹れ実験」の現場を、

微妙なタッチでお伝えしてゆこうと考えています。

 

~2008年梅山春茶奮闘記 その1~ 

 

先日、店長が大量の梅山高山烏龍茶と共に帰国しました。

(えっと店長は置いておいて。。。)その梅山高山烏龍茶は茶葉の大袋を開けたとたんに、

「あ!?!」っと驚かされるような薫りを発していました。

私は、その茶葉を袋詰めするという(栄誉?ある?)作業を行いながら、

思わず呆然としてしまいました。(。。。もう仕事はいいや。。。と思ったことは内緒です。)

そう、、、なにが私を陶然とさせてしまったかといいますと、、、

その類まれなる「香気」と「美しい茶葉達の姿」でした。。。

さわやかな「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の薫りと、

新緑のエネルギーが迫ってくる様な香気。

そして、森の翠を映した碧玉のような品のある茶葉達。

この時点で私は「このお茶は確実に素晴らしいお茶だ!」と強く感じました。

 

そして、その翌日、私は意気揚々とその茶葉を常連のお客様達に披露しました。

お茶の淹れ方は店長が台湾の梅山から仕入れてきた「新梅山方式」です。

この淹れ方は3gの茶葉を使用し、熱湯で3分間抽出し、その味と香気を味わうという淹れ方。。

今まで、茶通でお客様にお茶をお淹れしていた時の方式である「7gで1分抽出」とは明らかに違う方式でした。

まず、3g、3分間で抽出したものをお客様にお飲み頂くと、厳しい評価が返って来ました。

 

「。。。いつもの梅山と違うんじゃない?。。。ちょっとすっぱくない?。。。」etc..etc..

 

私は、その評価に愕然とすると共に、自分でも

「確かに、茶葉が煮えていて、美味しくなくはいった日本茶のような香りと味」と感じました。

他の常連のお客様からも、

「茶葉が若いね。茶葉が煮えるのは温度が原因だろうか?それとも時間の問題だろうか?」

と疑問の言葉を頂きました。

私は、その場で途方に暮れながら、抽出温度を85度に設定したり、

ガラス製の茶器を使用してみたりと試行錯誤を繰り返しながら悩み続けていました。

そこへ、茶通の代表が突然来店し、茶葉を見ながら抽出温度と時間の調整を始めました。

3回ほど、猛烈な速さでお茶の淹れ方を試した後、「95度で3g、2分10秒位が良いんじゃないでしょうか?」と、

あっという間に結論を出し、風のように去って行きました。

 私は、唖然としながらも食い入るように代表がお茶を淹れるのを見ていました。

 

(才能ってすごいな。。。と感じた瞬間でした。)

 

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「~2008年梅山春茶奮闘記 その2~」へ続く。。。

次回は「2008年梅山高山茶」が名誉を挽回する予定です。。。乞うご期待。。。