工場見学の後、外に出て廖さんに杉林渓の茶畑を案内してもらいました。(海抜1450m)歩いていると、土に黒豆のようなものが混じっているけど何だろうか?
廖さんに聞いてみると、「それはピーナッツだよ。この茶畑は有機で育てているから、土がふっくらとしているよ。化学肥料に頼って土の力の弱い畑で良質な烏龍茶を育てるのは難しいな」と話しておりました。
なるほど、栄養をたっぷり含んだ土は、まるで焼きたてのパンのようでした。足で踏むとモコモコっとすぐに盛り上がって来るのが面白かったです。
歩いていると濃い霧に包まれて数十メートル先が見えなくなることもありますが、もう、それも見慣れた光景で、遠くから霧が押し寄せてくるのを眺めながら畑の中をどんどん歩きました。「鹿谷」は心地良い風が吹き、森林の香りを含んだ霧を風が運んでくれるので、とても気持ちが良かったです。(^o^) そう、ここは、谷と谷の間を風が吹き抜ける「風の谷の鹿谷」だったのです!お客様から、「廖さんの杉林渓を飲むと森林浴をしたように癒される」という感激の声を多くいただいておりますが、もうなずけます。
今回は茶区を指定して杉林渓を注文しました。指定した杉林渓の樹齢は2年ものと5年もので、共に熟練の職人さんの手で焙煎してもらいました。両方とも茶畑の土に宿る強い主張が、味と香りに出ております。ぜひ、杉林渓をご賞味くださいませ!
茶畑では濃い霧の波が押し寄せてきては、退いてゆき、お日さまが顔を出す。絶えず繰り返して変化する山の天気の中で茶葉を観ていると、霧、日光、雨水、美味しい空気など自然の恵みをいっぱい吸い込もうとしているようでした。
良いお茶の条件として、育った環境が大事です。「茶通」で取引している茶師、茶農の茶畑で育つ茶葉は、土質、畑の状態、日当たり条件などが良く、生命力に溢れた元気な茶葉ばかりです。「茶通」では、産地、茶師、焙煎日、安全性についての詳細をお客様にお知らせしております。例えば、梅山高山烏龍茶でも産地が変わると、味、香りの特徴が変わります。産地別にお茶をお愉しみいただくと、さらにお茶の世界に広がりがでてきます。ぜひ、いろいろとお試しくださいませ。
台湾奮闘記はこれで最後にさせていただきます。店長ブログでは、今後も産地や茶師について情報発信して行きたいと思います。
(*^▽^*)ゞ
店長 田島
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