最近、お茶の香りにまた面白みを見つけ、
元気になってきた茶ガラシです。
今回、ついに「お水で変わるお茶」シリーズが完結します。
さて、実験に移ります。
今回は、完結編と致しまして皆様待望?の
「東京都の水道水」を使用した実験です。
そうです、、、東京にて、ご家庭で蛇口をひねると出てくる例のアレです。。。
(お湯を注いで1分30秒で香りが茶器から香りが立ち始めました。)
まず、レンゲの香りを確認。
澄んだヒヤシンスの花の香りが強く薫ります。
渋みは少なく、凍頂香が遅く来ます。
香りが澄んでいるわりには、細かいディテールまでしっかりと現れている感じで、
香りの違いを感じ分けやすいです。
サトウキビの香り、ヒヤシンス、クチナシ、果実、蜜の香り等、香りの細部までも表現出来ています。
味は、渋みが極力少なく、茶水もさらっとしています。
茶水の見た目も、とても綺麗です。
今回の実験の味の具合を数値にしてみました。
(茶ガラシの独断と偏見たっぷりの数値です。)
軽さ:3
渋み:2
苦味:0
(茶ガラシの勝手な感想)
まず、香りの華やかな立ち方に驚きます。
お茶が元々持っている多彩な香りを詳細にはっきりと描き出す為、
お茶の鑑定に向いていると思います。
味的には、かなり濃い目に淹れても、渋みが出にくいという、
特徴があると思われます。
お茶によって出て来易い「お茶の生臭み」が、
出にくいという素晴らしい特性もあるようです。
クリアでとても美味しいお茶が淹いります。
ただし、お茶の渋みが少なく感じるようになる為、
「渋くて濃厚な日本茶が好き」という方には「榛名水(Sewickley)」の方が、
向いているかもしれません。
その辺は、皆様の「好み」だと思います。
今回の実験の結果として、一品目、一品目かなりの個性を感じました。
その中でも、多彩な香りの「東京都の水道水」は私にとって、もっとも大きな驚きでした。
「使用するお水によって、お茶の味と香りが多彩に変化する」。。。
単純なことかもしれませんが、実際お店で毎日お茶を淹れていると、
そのお水の味の違いはかなり大きなウェイトをしめます。
お客様からも、「茶通さんでお茶を飲むと美味しいのは、使っているお水のせい?」
と、よく質問されます。
以前までは「お水をこだわって榛名の名水を使用しています。」とお答えしてきました。
しかし、最近はお茶の特性に合わせて、「榛名水」を使用したり、「東京都水道水」を使用したりとまちまちです。
実際、今年の春から茶通で使用する「お茶淹れ用水」はかなりのウェイトを水道水に置くようになりました。
このことにより、「お客様のご家庭と同じ水でお茶を美味しく淹れる事が出来る」
という事が今では言えます。
とにかく、私は東京都在住の方は、
「飲料水」に関しては、かなり得をしていると思います。
皆様もご家庭の水道の蛇口をひねって、お湯を沸かして、
お茶を淹れて見て下さい。きっと美味しいお茶に出会えると思います。
(東京都在住の方限定ですみません。。。「東京水」は東京都庁でも購入出来るようです。よろしかったら、お試しになってみて下さい。。。)
追伸、
今回の実験結果をPDF文書にまとめました。
参考にご覧になられたい方は
「最近実験をさぼり気味で反省中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、
茶ガラすぃ
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